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エアコン掃除のやり方を、フィルター・カビ・吹き出し口・室外機・ドレンホースの部位別に解説します。自分でできる範囲はどこまでか、道具と100均、洗剤、頻度、業者に頼む目安も確認できます。
エアコンのフィルター掃除のやり方
エアコンのフィルター掃除は、掃除機で表側から吸い、裏側から水洗いする
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フィルターは、掃除機でほこりを吸い、汚れがひどければ裏側から水洗いします。表側から水をかけると、ほこりが目に詰まるため、水洗いは裏側から行います。
用意するもの掃除機、台所用の中性洗剤、古歯ブラシ、きれいなタオル2枚
かかる時間掃除は約20分。洗った場合は、乾くまで半日ほど
水温40℃以下のぬるま湯(熱いお湯は変形の原因)
- 電源プラグを抜くプラグが届かないときは、エアコン専用のブレーカーを切ります。
- 前面パネルを開ける両側のくぼみを両手でつかみ、左右の力をそろえて、ゆっくり持ち上げます。「カチッ」と止まれば完了です。
- フィルターを外す前に、周りのほこりを掃除機で吸ういきなり外すと、ほこりが落ちて床が汚れます。
- フィルターを外し、表側から掃除機をかけるほこりの多くは表側に付いています。裏側から吸うと、ほこりが目に詰まります。
- 汚れがひどければ、裏側からシャワーで水洗いする落ちない汚れは、中性洗剤を薄めたぬるま湯と、古歯ブラシなどの柔らかいブラシで洗います。
- タオルで水気を取り、陰干しして戻す濡れたまま戻すと、カビや臭いの原因になります。完全に乾かしてから、前面パネルを閉めます。
エアコンのフィルター掃除の頻度は、使い方によって2週間〜月1回
| 使い方 | フィルター掃除の目安 |
|---|---|
| 一般的な家庭 | 月1回。冷房を使う前にも掃除する |
| ペットを飼っている・料理をよくする | 2週間に1回 |
| 喫煙する家庭 | 週1回 |
フィルターのほこりは、ためないことがいちばんの手入れです。お掃除機能付きのエアコンは、フィルターのほこりを自動で集めるため、ダストボックスにたまったほこりを捨てます。
エアコンの前面パネル(本体カバー)は、固く絞った布で拭いて乾拭きする
前面パネルの表面は、水に濡らして固く絞った布で拭き、そのあとに乾いた布で水気を取ります。エアコンに直接水をかけると、内部の電気部品が故障するおそれがあります。汚れが落ちないときは、台所用の中性洗剤を薄めて布に含ませます。
エアコンのカビ掃除と吹き出し口・ルーバーのやり方
エアコンのカビ掃除は自分で、吹き出し口とルーバーの見える範囲だけ拭く
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吹き出し口やルーバー(風向板)の黒いカビは、手が届く範囲だけ、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。奥にあるファンや熱交換器のカビは、自分で掃除しません。カビを拭くときは、胞子を吸い込まないよう、マスクと手袋を着けます。
用意するもの掃除棒(次の項目で作ります)、台所用の中性洗剤、お湯、乾いた布、マスク、手袋
かかる時間約15分
- 電源プラグを抜く濡れた手で触らないようにします。
- ルーバーを、取扱説明書の手順で手で動かす軽く動かして動かない機種は、無理に動かしません。
- 掃除棒に薄めた中性洗剤を含ませ、吹き出し口の見える範囲を拭く奥のファンには触れず、見える範囲だけ拭きます。
- 水拭きで洗剤を拭き取り、乾いた布で水気を取る洗剤が残ると、汚れが付きやすくなります。
- 電源プラグを戻し、送風運転で約30分乾かす吹き出し口の水分を飛ばします。
エアコンの掃除棒は、割り箸にキッチンペーパーを巻いて作る
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吹き出し口のすき間は、割り箸にキッチンペーパーを巻き、輪ゴムで留めた掃除棒で拭きます。お湯に浸けて固く絞ってから使います。100円ショップのすき間用ワイパーも使えます。奥のファンを傷つけないよう、見える範囲だけ拭いてください。
エアコンのカビ掃除の洗剤は、中性洗剤を使い、アルコールやカビキラー・ハイターは内部に使わない
カビ掃除に使う洗剤は、台所用の中性洗剤です。消毒用アルコールや、塩素系のカビ取り剤(カビキラー、ハイターなど)は、エアコンの内部洗浄で避けるよう注意喚起されています。重曹やクエン酸を使う方法もありますが、内部には使わず、取扱説明書で使えるかを確かめてください。
エアコンのカビ掃除にスプレーは使わない
エアコン洗浄スプレーは、手軽に内部を洗えるように見えますが、液が内部の電気部品にかかると、ショートや発火の原因になります。ダイキンのお手入れ案内でも、洗浄・消臭・除菌のスプレーやエアダスターは避けるよう書かれています。洗浄液が残ると、ニオイやカビの原因になることもあります。
エアコン掃除を自分でできる範囲
エアコン掃除は自分で、フィルター・吹き出し口・ルーバー・室外機・ドレンホースまでできる

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| 場所 | 自分で掃除 | 掃除の目安 |
|---|---|---|
| フィルター | できる | 月1回〜2週間に1回 |
| 前面パネル(本体カバー) | できる | 月1回 |
| 吹き出し口・ルーバー | 見える範囲はできる | 月1回 |
| 室外機の外側 | できる | 年1〜2回 |
| ドレンホースの出口 | できる | 年1〜2回 |
| フィン・ファン(内部) | 自分でしない | 気になったら業者に相談 |
自分でできるのは、外から見える部分と、屋外の室外機・ドレンホースまでです。内部のフィンとファンは、分解が必要なため自分でしません。次の項目で理由を説明します。
エアコンのフィンとファンは、自分で分解して掃除しない
エアコンの内部には、モーターや基板、配線の端子があります。洗浄液が配線の端子にかかると、トラッキング現象で出火した事故が、製品評価技術基盤機構(NITE)から報告されています。アルミフィン(熱交換器の薄い板)は、曲がりやすく、手を切るおそれもあります。ファン(回転するローラー)も、取り外しに専門の知識が必要で、元に戻せない失敗が多くあります。
高圧洗浄機のケルヒャーと、天井埋め込み式のエアコンは、自分で掃除しない
家庭用の高圧洗浄機(ケルヒャーなど)は、室内機に使いません。水の勢いで、基板やモーターに水がかかり、故障の原因になります。アルミフィンも曲がります。天井埋め込み式やビルトインのエアコンは、天井パネルを外す作業が必要です。落下やけがのおそれがあるため、業者に任せます。
エアコン掃除のやり方は、電源を切り、上から順に進める
- 電源プラグを抜き、窓を開けて換気する掃除中に運転しないよう、プラグを抜きます。
- 床や壁を、ビニールシートや新聞紙で養生する水や洗剤が飛んでも汚れないようにします。
- フィルター→前面パネル→吹き出し口・ルーバーの順に掃除する上から下へ進めると、ほこりが落ちても二度手間になりません。
- 室外機とドレンホースを掃除する屋外の掃除は、天気のよい日に行います。
- 乾かしてから、電源プラグを戻して送風運転をする濡れたまま使うと、カビの原因になります。
エアコンの室外機掃除のやり方
エアコンの室外機掃除は、年に1〜2回、ほうきとブラシで外側をきれいにする
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室外機は、外側のほこりを払い、周りに物を置かないようにします。室外機が汚れると、熱の出し入れの効率が落ちて、エアコンの効きが悪くなります。
用意するものほうき、ちりとり、大きめのブラシ、古歯ブラシ、掃除機、布
かかる時間約20分
- 室内機の電源プラグを抜く電源が入ったままだと、感電やけがのおそれがあります。
- 外カバーの砂ぼこりやクモの巣を、ほうきで払う外カバーは、汚れがひどければ水洗いもできます。
- 正面の網目にたまった汚れを、ブラシでかき出し、掃除機で吸う網目の奥には、手や道具を入れません。
- 室外機の周りの落ち葉や荷物を片付ける周りに物があると、熱の出し入れが悪くなります。
エアコンのドレンホース掃除のやり方
エアコンのドレンホース掃除は、出口の汚れをかき出し、先端を地面から離す
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ドレンホースは、冷房で出た水を屋外へ流す管です。出口が詰まると、水が流れずに、室内機から水漏れしたり、ドブのような臭いが出たりします。
- 室外機の近くにある、ドレンホースの出口を探す壁から出た細いホースの先が、水の出口です。
- 出口の泥・ごみ・虫を、割り箸や古歯ブラシでかき出すごみは手袋をして取ります。奥の詰まりは、販売店や業者に相談します。
- 先端が地面や水たまりに付いていたら、離す先端を地面から少し離すと、水が流れやすくなります。
エアコン掃除の道具と100均
エアコン掃除の道具は、掃除機以外ほとんど100均で揃う
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| 道具 | 使う場所 | 100均で揃う |
|---|---|---|
| 柔らかいブラシ・古歯ブラシ | フィルター、室外機の網目 | 揃う |
| すき間用ワイパー | 吹き出し口、ルーバー | 揃う |
| キッチンペーパー・割り箸・輪ゴム | 掃除棒の材料 | 揃う |
| ビニールシート・養生テープ・新聞紙 | 床や壁の養生 | 揃う |
| ゴム手袋・マスク | カビを拭くとき | 揃う |
| 掃除機・台所用の中性洗剤 | フィルターの掃除、拭き掃除 | 家にあるもの |
道具は、合計で数百円〜2,000円ほどで揃います。洗剤は、台所用の中性洗剤を使います。エアコンクリーナー(スプレー)は買わなくて構いません。
エアコン掃除を業者に頼む目安
自分で掃除しても、臭いや黒カビ、水漏れが残るなら業者に頼む
- フィルターを掃除しても、酸っぱい・カビ臭いにおいが残る
- 吹き出し口に、拭いても取れない黒いカビが見える
- 冷房運転中に、室内機から水が垂れる
- 冷暖房の効きが悪い、異音がする
- 1〜2年以上、内部のクリーニングをしていない
上のどれかに当てはまるときは、フィンやファンなど、自分で掃除できない内部の汚れの可能性があります。お掃除機能付きのエアコンも、内部のファンの汚れは自動では取れません。



